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四十八池から奥志賀スーパー林道を経て秋山郷に向かう
僕は駐車場やトイレがあると、その場所は必ず、GARMIN・GPS3+を接続した『Map Brothers』に登録する。つまり前方に駐車場やトイレを見つけると、そこに立ち寄り、緯度経度をその場で記録するのだ。何故って?? それは車寝に欠かせない情報だから
奥志賀スーパー林道に入る手前で駐車場を見つけた。いつものように立ち寄り、何気なくあたりの景色を見ると、なんと見事なヤナギランのお花畑があるではないか。車から降り、注意深く観察すると、ヤナギランだけでなく、ニッコウキスゲ、クガイソウ、オオバギボウシなど、夏の花のスター全員集合状態。久しぶりの興奮モードに突入、そそくさと三脚を担ぐ。道路に面した場所であることは事実だけど、道路を走行していても、このお花畑に気づくことは、まずないだろう。たまたま駐車場に立ち寄ったから発見できたのであり、ラッキーだった
掲載した写真だが、これはポジで撮影したものではなく、オリンパスC-2000zという、いまでは古の200万画素デジカメを使い、640*480VGAモードで撮影、トリミングしたものだ
このデジカメを購入した当時、記録媒体のスマートメディアの価格は高く、32MBしか手が出なかった。だから撮影枚数を考えると、必然的にVGAモードになってしまうわけ。パソコンで閲覧するのだったら、これで十分と思っている。モバキャンの写真は一眼レフカメラのポジ撮影だから立体的に描画できていると思っているのでしたら大間違い。デジカメだって同じですよ〜。一眼レフとの違いはレンズの選択肢が違うくらい。要はホワイトバランスと適正露出、それだけ。特にホワイトバランスのチューンは重要。これはプロ用ビデオカメラを扱った人ならば、即納得するはずだ
僕にとってカメラで最も重要視するのは、ユーザーインターフェース・デザイン。つまり使い勝手です。いくら高画質に仕上がろうと、使い勝手の悪いカメラなど、気分が悪くて勘弁です。僕はバンドで演奏するのと同じ気持ちで、撮影しますから、まず被写体から音楽が聞こえてくることが大切。カメラは楽器。だから気分よく被写体とセッションできるものでないと欲求不満が爆発してしまう。だってノリをつくれないでしょ。パソコン画面で撮影結果を見る限り、メーカーや機種、フィルム/デジカメの違いなど誰もわからないと思う。一眼レフはキヤノンのEOSシリーズやミノルタ全般、デジカメだとオリンパスや富士フイルムは自分にフィットするので好きなカメラです。逆に僕の場合、一眼レフもデジカメもニコンとの相性は最悪で、欲しいと思ったことは一度もありません。どうしてこんなにも、使い勝手の悪いカメラを設計できるのだろうかと、長年疑問に持ちながら、現在に至ってます。僕の撮影スタイルって、一般の方と大きく違っているのだろうか
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