7月も下旬に近づく頃、念願のゆうすげを見に、榛名山の麓「ゆうすげの道」を訪ねた ゆうすげという響きが好きだ。名前の由来は、夕方に咲く花からきているが、僕は「つう」とか「さち」など、どこか懐かしい日本女性を彷彿してしまう 榛名山ロープウェイ乗り場の東側、伊香保温泉に向かう道沿いに「ゆうすげの道」はある。駐車場に車を置き、夕暮れの道を歩きはじめた。まもなく、誰もいない道の先に、やわらかなクリーム色の花が見えてくる。初めてのデートのような、待ち合わせ先に彼女の姿を見つけた、そんな胸の高まりを感じながら、一歩一歩近づく ゆうすげは、僕が夢想していた通り、美しい女性だった。その淡い黄色が、純朴で美しい。ニッコウキスゲは白人女性のようなバタ臭さを感じるのに対して、ゆうすげはつつましやかな存在。だからか、遠慮がちに咲いているように思えた
掲載している写真に[Exif位置情報]がある場合には、その写真をカシミールの「山旅倶楽部」地図上にドラッグ&ドロップしてみてください。撮影場所の地図を自動的にダウンロード、位置を画面の中央にアイコン表示します。アイコンをクリックすると写真を表示します。また写真にはExif形式で旅情報の内容も記載していますので、カシミールで内容を閲覧チェックできます。 写真をwebブラウザでダウンロード保存しておくと、旅データとして活用できますよ。